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篇名: 南方仁
作者: ENVY 日期: 2018.09.17  天氣:  心情:
○○先生へ
致 ○○醫生
先生 お元気でいらっしゃいますでしょうか
醫生 您過得好不好呢
おかしな書き出しでございますこと 深くお詫び申し上げます
開頭用很奇怪的方式稱呼您 我深深感到抱歉
実は 感染症から一命を取り留めたあと どうしても先生の名が思い出せず
其實 從那場嚴重的傷口感染撿回一命之後 我怎麼也想不起醫生的名字
先生方に確かめたところ 仁友堂には そのような先生などおいでにならず
我到處確認您的下落 但仁友堂的所有人 都不知道有您這麼一位醫生
ここは わたくし達がおこした治療所だと言われました
還說 這裡是我們自己創立的診所
何かがおかしい そう思いながらも
總覺得不太對勁 就算我抱持著疑問
わたくしもまた 次第にそのように思うようになりました
但隨著時間一長 我也漸漸接受了這個想法
夢でも見ていたのであろうと
還覺得自己做了場夢
なれど ある日のこと 見たこともない
沒想到 就在某日 我發現了一枚自己從來沒見過
奇妙な銅の丸い板を見つけたのでございます
很奇特的圓形銅板
その板を見ているうちに わたくしは おぼろげに思い出しました
我看到這枚銅板 腦中突然浮起了一幅朦朧的景象
ここには 先生と呼ばれたお方がいたことを
在那朦朧的景象裡 有位叫做 醫生 的人
そのお方は 揚げだし豆腐がお好きであったこと 涙もろいお方であったこと
那個人 很喜歡吃炸豆腐 也很容易哭泣
神のごとき手を持ち なれど 決して神などではなく
操著如同神一般的雙手 但是 他又絕對不是神
迷い傷つき お心を砕かれ ひたすら懸命に治療に当たられる
因為他有著迷惘與傷痛 就算心碎 也要拼命治療病人
仁をお持ちの人であったこと
他是個有仁心的人
わたくしはそのお方に
我還記得自己曾與他肩並著肩
この世で 一番美しい夕日をいただきましたことを 思い出しました
一起看過這個世界上最美麗的夕陽
もう名も お顔も 思い出せぬそのお方に 恋をしておりましたことを
而這個連名字 臉龐 都想不起來的那個人 我還曾經愛慕過他
なれど きっとこのままでは わたくしは いつか全てを忘れてしまう
但是 再這樣下去 我會忘了這一切
この涙のわけまでも失ってしまう
甚至連自己現在為什麼會落淚
なぜか耳に残っている 修正力という言葉
以及 修正力 這句不知為何還殘留在耳邊的話語 全部都會忘記
わたくしは この思い出を無きものとされてしまう気がいたしました
我覺得 自己一定會失去這段回憶
ならば と 筆をとった次第にございます
因為這樣 我拿起了筆
わたくしがこの出来事にあらがうすべはひとつ この思いを記すことでございます
把這段回憶全部留在紙上 這也是我僅能做的
○○先生
○○醫生
改めて ここに書き留めさせていただきます
最後 我要寫下這麼一句話
橘咲は 先生を お慕い申しておりました
醫生 橘咲我 深深的愛著你
橘咲
橘咲 敬上
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